外構業と相性抜群!Google広告とMeta広告

WEB広告は、外構・エクステリア業者様にとって非常に便利で効果的な集客ツールです。

Google広告は、検索意図に基づきニーズが明確な顕在顧客にアプローチできるため、外構業のように検索キーワードが比較的少ない業種と相性が良いです。

また、Meta広告(Instagram・Facebook広告)は、施工事例写真などを効果的に活用でき、外構購入層である30~50代が主要な利用者層であるため、外構業と非常に相性が良いです。

これらの特性を活かすことで、外構・エクステリア業者様は効率的な集客と受注の最大化を目指せます。

外構・エクステリア業者がGoogle広告とMeta広告を活用するイメージ

本記事では、Google広告とMeta広告の活用方法を中心に、内製化、外注、ハイブリッド運用という運用スタイルごとにメリット・デメリットを解説します。

Google広告の特徴と効果的な活用法

Google広告は、検索されたキーワードに対して広告が表示されるため、具体的な外構工事業者の選定段階に入っている「顕在顧客」に対して非常に高い効果があります。

Google検索広告の画面と外構業者が活用するシーンを表したイラスト

POINT

  • 高いクリック率:明確なニーズを持つ顧客に直接アプローチ可能
  • 即時性の高さ:検索上位に表示されるため、顧客の目に留まりやすい
  • ターゲティング能力:地域やキーワードなどの絞り込みが可能

適切なキーワード選定やターゲティングを行うことで、Google広告は具体的に外構工事を検討している顧客を効率的に取り込むことができます。

Meta広告の特徴と外構業者における活用法

一方、Meta広告は、まだ外構工事の魅力に気が付いていない「潜在顧客」へのブランド認知拡大に特化したプラットフォームして非常に有効です。

特にInstagramでは、施工事例写真などのビジュアルを活用した訴求が可能で、30~50代の外構購入層に強い影響を与えることができます。

Meta広告を使った外構工事の施工写真投稿の例

POINT

  • 地域ターゲティングが可能:外構業の地域密着型特性を活かせる
  • 視覚的な訴求力:施工写真を活用したビジュアル訴求
  • 広範囲の顧客層にリーチ:主要な利用層が外構業のターゲット層と一致

Meta広告は潜在顧客に「外構工事で良くなる暮らし」を訴求する事で、需要の喚起とブランドの認知度向上に貢献します。

内製化と外注の選択肢

外構・エクステリア業者様と相性の良いWEB広告ですが、実際に運用するには直面する課題も多く、特に初期設定や運用のコツを掴むまでが大変です。

内製化と外注でのWEB広告運用を検討する外構業者のイメージ

「自分たちで運用したい」という外構・エクステリア業者様のために、「内製化」と「外注」という2つの選択肢について、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

WEB広告内製化のメリット

WEB広告を内製化し、自社で運用する外構業者の例

外構・エクステリア業者様が自社で広告アカウントを作成し、運用する際のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • 費用を抑えられる
    外注費用が不要なため、広告費用を抑えることが可能です。
  • 市場特性がわかっている
    ターゲット顧客やエリア特性など外構業特有の知識を活かせます。
  • ノウハウが蓄積する
    ターゲット顧客の絞り込みや、画材作成などの精度が向上していきます。
デメリット
  • 運用開始までの工数が多い
    予算や広告分の作成やFacebookページとの連携などの設定が結構複雑です。
  • トラブル対応が発生する
    広告やアカウントの停止、カード会社の決済停止などが比較的よく発生します。
  • 効果測定の難しさ
    配信結果のデータを理解するためには、ある程度の知識が必要になります。

費用面よりも、運用ノウハウが蓄積する点は、WEB広告を自社運用する最大のメリットです。しかし、広告出稿までの手続きやトラブルシューティングには相応の時間と手間がかかります。

また、広告運用を継続するには配信データを読み解く力が必要になってきますので、担当者の余力などの検討も必要かと思います。

WEB広告外注のメリット

WEB広告を外注し、プロに運用を任せる外構業者のシーン

自社運用のメリット・デメリットを、ほぼひっくり返した内容にはなりますが、WEB広告を外注に依頼する場合は以下の通りです。

メリット
  • 運用の負担が軽減
    広告運用にかかる業務が減ることで、社員が本業に集中できます。
  • トラブルを避けられる
    アカウント停止や設定ミスなどを回避しやすくなります。
  • 広告の最適化が図れる
    適切な分析により、広告効果の継続的な向上が期待できます。
デメリット
  • 外注費が発生する
    初期設定費用や運用手数料が必要となるため、コスト面での負担が増えます。
  • コミュニケーションコストがかかる
    広告運用の方針や結果の確認など、業者とのやり取りが発生します。
  • 依存リスク
    運用を完全に任せてしまうと、自社内で広告運用スキルが育たなくなります。

専門業者に依頼する事で社員の業務負荷低減や、専門家の業務知識を活かした効果的な運用が図れます。

当然の事ながら費用は発生しますが、この費用がどれだけの集客効果や売上効果を生むかや、自社運用のメリット・デメリットと比べながら外注に出すかを検討すると良いでしょう。

おすすめの選択肢【ハイブリッド運用】

自社運用と外注のメリット・デメリットの『良いとこどり』をした折衷案として【ハイブリッド運用】という手もあります。

内製化と外注を組み合わせたハイブリッド運用を採用する外構業者

初心者にはハードルの高い初期設定やトラブルシューティングをプロの専門業者に任せながら、広告運用を両社で分担し、スキルやノウハウを少しずつ自社に蓄積し、最終的には自社運用を目指すというものです。

ハイブリッド運用の例

  • 初期設定は外注
    アカウント連携など、複雑な部分はプロに任せてトラブルを回避。
  • 広告運用のスキルを蓄積
    運用データの見方や改善策などのノウハウをプロから吸収。
  • 自社対応範囲の拡大
    自社で、日常的な運用を行うことで費用を抑制。
  • 必要に応じてプロに再依頼
    忙しい時期や成果が落ちている時には、プロに改善を依頼し効果を再び最大化。

上記の様なWEB広告のハイブリッド運用に関しては、広告運用業者ごとに対応可否や対応の範囲がそれぞれ異なりますので、興味があれば問い合わせをしてみると良いでしょう。

WEB広告は、外構・エクステリア業者様と非常に相性の良い広告プラットフォームなのですが、初期設定や運用のコツを掴むまでのハードルの高さからか、利用されている外構・エクステリア業者様はまだ少ないように思います。

裏を返すと、初期設定や運用のコツを掴むまでのハードルを越えてしまえば、強力な他社との差別化を図れる販促ツールとなります。顧客獲得のためにぜひ、WEB広告のご利用をご検討ください!

WEB広告のハイブリッド運用をお考えなら

飯塚企画では、初期設定から運用代行、内製化支援まで、柔軟なサービスを提供しています。

具体的な運用方法や効果的な活用法については、お気軽にご相談ください。

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