「なんか重い…」それ、気を付けた方が良いかも

「なんかウチのホームページ、開くの遅いんだよなぁ…」

もし心当たりがあるなら、それは今すぐ改善すべき“損の原因”かもしれません。

なぜなら、Googleの調査によると、ホームページが表示されるまでに3秒以上かかる場合、ユーザーの53%が離脱すると言われているからです。

ホームページが遅いことでユーザーから見てもらえず、隠れ家になってしまっている様子を示したイラスト

せっかくかっこいいトップページやきれいな施工事例を掲載していても、ページが開く前に「もういいや」と閉じられて競合他社のホームページに移動されていたら・・・。

目の前に来たお客様に自社の良さを確認してもらうことができていない、いわば「隠れ家」のようなホームページになってしまっているかもしれません。

外構業者が見落としがちな3つの“スピードロス”

では、ホームページが遅いと、具体的にどんな「損」につながるのでしょうか?

ホームページの表示速度によって発生する機会損失を表したイラスト

外構業者さんによくある3つのケースを紹介します。

1,問い合わせチャンスを逃す

お客様は初動では、スマホで検索して情報を集めることが圧倒的に多いようです。
情報収集段階ではサクサクと情報を知りたいわけですから、その表示が遅いと、「次行こう!」とすぐに離脱される可能性があります。

スマートフォンでホームページを閲覧するユーザーが問い合わせまで行かずに離脱する様子を示したイラスト

もし運よくトップページを見てもらえたとしても、ページ表示が遅いことはお客様にとってはストレスですので、自社に対してマイナスのイメージを与えてしまう可能性があります。

まだ自社がどういう会社かをきちんとわかってもらう前段階なのに、表示スピードが遅いと言うだけで、選択肢の「土俵にすら上がれない」可能性もあるのです。

2, サイト内を回遊してもらえない(=1ページだけで離脱される)

ページ表示のスピードは、トップページを見てもらえるかどうかだけではありません。高額な買い物になることが多い外構工事ですから、トップページだけを見て問い合わせをしてくるお客様は、まずいないと考えるのが普通です。

プランのテイスト、スタッフ、施工事例など、たくさんの情報を収集したいとお客様は思っているのに、ページ表示のスピードが遅いと興味がしぼんでしまい、ホームページから離脱していってしまいます。

ページ遷移されず離脱されるユーザーの動きをイメージしたイラスト

しかもお客様は検討段階でホームページを何度も訪れる傾向もあります。ページスピードが理由でお客様に悪い印象を与えてしまうと、「一見さん」で終わってしまう可能性も高まります。

企業理念や施工事例、お客様の声などを充実させる事で信頼感を高めて、お問い合わせページまでスムーズに遷移してもらう動線を作っていたとしても、信頼が深まる前にお客様に出ていかれてしまっては、問い合わせにつながりません。

この「ページ遷移されない」という損失、意外と見落とされがちですが、長期的には集客成果に大きく響きます。

3,Googleの評価が下がる(=検索順位が落ちる)

Googleは「表示速度の速いページを上位に表示する」という方針を明確にしています。
つまり、スピードが遅いと、SEO的にも不利になるということです。

さらに、Googleの検索評価には「滞在時間」や「ページ閲覧数」などもホームページを評価する指標として含まれます。遅いページは「滞在時間が短くなる」「他のページに移動されない」傾向が強いので、これらもGoogleの検索評価に間接的に影響します。

ページの表示速度がSEO評価に影響することを表す図解イラスト

結果として、『クリックされる⇒検索の表示順が下がる⇒お客様の選択肢に入りずらくなる』といった、悪循環のスパイラルに陥ってしまう可能性すらあります。

せっかく施工事例の投稿やお客様の声集めを頑張っても、お客様に見てもらえなければ、競合他社との選択の「土俵」に上がることすらできません。

おまけ,広告費が無駄になる

Google広告やInstagram広告などのWEB広告も、外構業者様にとって有効な販促施策ではありますが、ホームページの遅さは広告の費用対効果にももちろん影響を与えます。

広告からサイトに訪問しても離脱してしまう様子を表現したイラスト

たとえるなら「チラシに興味を持って店先までせっかく来てくれたのに、店のドアが開かない」状態です。

これでは、どれだけ魅力的な内容を書いても、お客様に届きません。ページのスピード改善は、広告で誘導した先のページの内容や、広告とページの連動性を考えること以前に考えるべきことかもしれません。

“遅い原因”は意外と身近なところにある

では、なぜホームページが遅くなってしまうのでしょうか?

外構業者様のホームページで、よく見かける原因はこちらです。

ホームページが遅くなる原因を説明するチェックリスト風の図解

ホームページが遅い原因

  • 高画質すぎる施工写真をそのまま使っている
  • トップページに動画やスライダーを詰め込みすぎている
  • 古いサーバーや無料テンプレートを使い続けている

芸術的な要素も重要視される外構工事においてはもちろん「見栄えを良くしたい」という気持ちは大事ですが、見てもらってこそですので、見たいと思ってくれたお客様に見せる「速さ」についても気を配るべきです。

まずは「スピード診断」から

「でも、何から手をつけていいかわからない…」

そんな方は、まず無料ツールで診断してみるのがオススメです。

たとえば、Googleが提供しているPageSpeed Insightsなら、URLを入れるだけで表示スピードと改善ポイントを教えてくれます。

もちろん、改善には専門知識が必要な部分もありますが、「なんとなく重い」ではなく、「数字としてどこがネックなのか」がわかるだけでも、対処の方向が見えてくるかもしれません。

PageSpeed Insightsの活用イメージを表現したイラスト

サイトのスピードが遅いことでなくしている集客チャンスは、問い合わせにつながる前の発生することなので、なかなか実感しづらく、数値的な把握もしづらい部分ではあります。

しかしながら競合他社との比較において、サイトスピードの遅さが有利に働くことは、まず間違いなくありません。

他社と比べて自社のホームページのスピードが明らかに遅いようでしたら、対策を打ってみると良いかと思います。

「表示が遅い…」でお困りなら!

ホームページの表示スピードは、見た目やデザインだけでは分かりづらく、「なんとなく重い」けど、どこをどう改善すればいいか分からない…という方も多いです。

飯塚企画では、サイトスピードを意識したホームページ作りのノウハウをもったスタッフが制作にあたっています。

今のサイトが「遅いかも」と思われている方は、お気軽に飯塚企画までお問い合わせください。

Canvaデザインチャレンジで世界入選した飯塚企画のアバター画像

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