SEO対策、まずはここから始めよう

「プランに自信はある。現場の仕上がりもきれい。商談の受注確率も高い!」

…でも、ホームページから問い合わせがこない。

そんなお悩みをお持ちでしたら、検索エンジンを最適化させる施策、SEO(Search Engine Optimization)に取り組んでみると良いかもしれません。

外構業者が抱える集客の悩みを表すイメージ図(SEO対策の必要性)

問い合わせが来ない原因の多くは「SEO対策=検索されやすさ」ができていないことにあるからです。

この記事では、“まずはこれだけはやっておこう”という基本的なSEO対策を、外構業者さん向けにわかりやすく解説します。

「見つけられる」「選ばれる」ホームページにするための第一歩、一緒に始めていきましょう!

1. キーワードは地域名+ニーズで狙う

まず重要なのが検索されるキーワードを意識することです。

たとえば「埼玉 外構」「ガーデンリフォーム おしゃれ」「リビング前 目隠し」など、お客様は外構業者を探す際に、地域名や具体的な悩み、要望でサイトを検索することが多いです。

ユーザー視点の検索ワード例

  • 施工エリア+工事名⇒『さいたま 外構業者』、『千葉 エクステリアリフォーム』
  • 悩み⇒『リビング前 目隠し おしゃれ』、『雑草対策 ガーデンリフォーム おすすめ』
  • 要望⇒『さいたま スタンプコンクリート 施工業者』、『千葉 カーポートSC 展示場』

外構工事に興味を持ちだしたお客様が検索しそうなキーワードを、施工事例のページタイトルや見出し、本文に自然に盛り込みましょう。あまり専門的な言葉を使いすぎず、お客様の知識で検索できるキーワードを選ぶことも大切です。

検索されやすいキーワード選定を意識した外構業者向けのホームページ構成例

また、SEO対策で最も効果が出やすいのがタイトルと見出しです。

「埼玉で外構工事なら〇〇外構」など、何を・どのように・どこで提供しているのかが明確に伝わるタイトルを意識するとGoogleにページの内容が伝わりやすくなり、上位表示されやすくなります。

2. 施工事例ページの文章を充実させる

施工事例ページは自社の強みやテイストをお客様に伝える場であり、お客様の関心も高いページです。

そのため、施工事例ページの量と質の充実はとても重要なのですが、実は初動の検索時に選ばれるためにも重要だったりします。

ここに検索キーワードを含むテキストが少ないと、せっかくの実績がGoogleに認識されず、結果お客様の検索時に上位表示されません。

「おしゃれ」・「おすすめ」といったお客様が検索しやすそうなキーワードに加えて、「目隠し」・「雑草対策」といった具体的な悩みや目的、さらには「プラスG」や「Mシェード」といった指名買いされるような商品名などを事例の説明に積極的に盛り込むと良いでしょう。

施工事例ページのキーワード活用方法を示す図解(目隠し・雑草対策など)

ただし、「フェンスもカーポートも一緒に紹介したい!」といったように、現場で使用したすべてのエリアや商材を説明するよりも、1ページにつき1テーマに絞る方がSEOには効果的です。

たとえば、「おしゃれな目隠しフェンス施工例」というテーマで1ページを作ることで、「フェンス 目隠し おしゃれ」などの検索にピンポイントで引っかかるようになります。

1つの現場でも施工事例のページは2つに分けるなど工夫をすると良いかもしれません。

効果的な施工事例の書き方のコツ

  • お客様が使いそうな言葉を盛り込む
  • 1ページ1テーマで「浅く広く」より「狭く深く」
  • お客様の声を積極的に掲載する

また、お客様の感想には、どんなシーンや目的で利用したかなどについて、外構の専門家では無いお客様の、自然な言葉がキーワードになる事も多いため、積極的に収集して施工事例に載せるようにして下さい。

もちろん、お客様の感想は検索のためだけでなく、自社の信頼度を高めるためにも役立ちます。

3. リンク戦略を整える(内部リンク+被リンク)

こちらは少しテクニカルな要素が高くはなりますが、ホームページ内外の「リンク」を整えることも検索で上位に上がるためには重要です。

自社のサイト内のページ同士を関連づける内部リンクは、ユーザーの回遊を促し、Googleにも好影響を与えます。

たとえば施工事例ページを、以下のような切り口でカテゴリ分けしておくと、関連ページ同士をリンクしやすくなります。

内部リンクのためのカテゴリ分け例

  • 工事のタイミング別:新築外構 / エクステリアリフォーム
  • 施工部位別:ファサード / 庭まわり
  • 商材別:目隠しフェンス / ウッドデッキ

お客様のサイトの滞在時間が増えることで、ファン化も進み、Googleなどのプラットフォームからの評価も高まっていきます。

内部リンクやカテゴリ設計でSEO効果を高めるための外構サイト構造イメージ

一方、自社ホームページ以外の外部サイトに紹介リンクを貼ってもらう被リンクもSEOの評価に役立ちますので可能な限り利用すると良いでしょう。

外部サイトから自社ホームページへリンクを貼ってもらう被リンクも、SEO評価を高めるうえで効果的です。特に信頼性のある外部サイトからのリンクは、Googleにとっての“推薦状”のような役割を果たします。

たくさん見られているサイトや、業界や地域での信頼度の高いサイトなどに掲載されることを目指してみましょう。

おすすめの被リンク先

  • 建材メーカーなどの施工店紹介ページ
  • 外構に関する各種協会・団体のホームページ
  • 市の商工会などの地域団体のホームページ

ただし、SEO目的だけで無関係なリンクを集めたり、不自然なリンク交換を行うと、かえって評価を下げてしまうリスクもあります。あくまで「信頼性」と「関連性」が高いサイトからの被リンク獲得を意識することが大切です。

「隠れ家サイト」にならないために、まずは基本対策から

検索結果の中で埋もれてしまうと問い合わせにはつながりません。

どれだけ素晴らしい現場を提供できても選択肢に入れていないのでは、お客様にとっては存在していないのと同じこと。

見つけられない「隠れ家サイト」にならないためのSEO対策を訴えるビジュアル

自社のホームページが「隠れ家」になってしまわぬよう、SEOの基本対策を身に付けて、検索で見つけられる・選ばれる外構業者への一歩を踏み出してください。

「選ばれる」ホームページなら飯塚企画まで

お客様に「見つけられ」、問い合わせにつなげるためには、ホームページの動線設計が欠かせません。

「問い合わせが増えない」「SNSや広告を活用しているのに成果が出ない」と感じているなら、まずはホームページを見直すことをおすすめします。

もし、ホームページの改善や集客方法についてお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

御社の強みを最大限に活かし、「選ばれるホームページ制作」 を全力でサポートいたします。

Canvaデザインチャレンジで世界入選した飯塚企画のアバター画像

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