忙しい外構業者にはWEB広告も選択肢のひとつ

外構・エクステリア業者様が集客を強化したいと考えた場合、時間や労力の問題で継続できないことがよくあります。

SEO対策やSNSアカウント運用は効果的な手段ですが、成功するには時間と手間が必要です。

リスティング広告を連想させる検索画面の画像と、SNS広告を連想させるタブレットから拡声器が出ている画像。

そこで検討していただきたいのがWEB広告です。WEB広告は、「労力をお金で買う」感覚で活用でき、即効性が期待できるのが特徴です。

外構業に特化したWEB販促の専門家が、外構・エクステリア業者におすすめのWEB広告の種類と活用方法を解説します。

外構業者におすすめのWEB広告は2つ

WEB広告には、表示の仕方や掲載するプラットフォームなどでたくさんの種類があります。
外構・エクステリア業者様におすすめなのは2つ。

Google広告を連想させるパソコンの検索画面の画像と、SNS広告を連想させるスマートフォンから拡声器が出ている画像。

顕在客にリーチできるリスティング(検索)広告の中で、プラットフォームとして圧倒的なシェアを持つGoogle広告と、潜在客に広くリーチできるSNS広告の中で、外構・エクステリア業とターゲットやプラットフォームの特徴の相性が良いMeta(Facebook・Instagram)広告です。

Google広告(リスティング広告)

特徴

  • 顕在層への直接アプローチが可能
    「○○市 外構」などの検索キーワードを狙うことで、外構工事を検討している顕在層に効率的にリーチできます。
  • 競争が比較的少ない
    工務店や外壁リフォーム業界と比べて、外構業者がWEB広告を利用しているケースは少なく、入札単価が比較的安い傾向があります。

Meta広告(SNS広告)

特徴

  • 潜在層へのアプローチが可能
    無くても生活に困らない家の外周り工事は、外構・エクステリアで不便が解消されたり、生活が豊かになる事を知らない潜在層へのリーチが需要想起の鍵。SNS広告は興味を持つ可能性のあるユーザーにリーチでき、認知を広めるのに最適。
  • 施工現場の写真や動画が広告として効果的
    外構・エクステリアの施工事例は魅力的で、SNS広告の画材として相性が良い。

紙のチラシとWEB広告の比較

外構・エクステリア業者様の広告媒体といえば折込チラシが一般的です。

定期的な折込で地域密着感が出せたり紙媒体でしかリーチできない層への訴求が出来る等のメリットがチラシにはありますが、折込チラシなどの紙媒体は配布先の属性を絞り込むことが基本的に難しく、アパート住まいのような外構工事をし得ないような人にも配布されます。

Google広告を連想させるパソコンの検索画面の画像と、SNS広告を連想させるスマートフォンから拡声器が出ている画像と紙のチラシの画像の間にVSが入っている画像

また、問い合わせの発生しやすいチラシの内容やエリアの特定などがヒアリング等でしか検証できず、広告精度を高めていく事が難しかったりもします。

項目折込チラシGoogle広告Meta広告
費用1枚あたり10~30円クリック単価100~300円クリック単価50~200円
範囲配布範囲は地域に限定される地域やキーワードを絞り込んで配信地域やユーザー属性(年齢、興味関心)を絞り込んで配信
コンバージョン率0.03~0.5%(内容やエリアで変動)3.75%(リスティング広告の平均)約1~2%(クリエイティブとターゲティング次第で変動)
データ分析ヒアリング配信結果を詳細に分析可能配信結果を詳細に分析可能
改善のしやすさ勘と経験が必要効果を見ながら調整可能効果を見ながら調整可能
特徴ローカル感を出しやすいが高コスト顕在層(購入意欲の高い層)に効率的にリーチできる潜在層(まだ意欲の低い層)にアプローチしやすい

WEB広告に共通するメリット

紙媒体の折込チラシと比較した際にも、WEB広告にはメリットがあります。

Google広告を連想させるパソコンの検索画面の画像と、SNS広告を連想させるスマートフォンから拡声器が出ている画像との上にいいねマークが添付されている画像

メリット

  • エリアを絞った配信が可能
    外構業者の商圏に合わせて、無駄なくターゲットにリーチできます。
  • 費用対効果が高い
    関心のありそうな人に効率的に広告を届けられるため、コストパフォーマンスが良い。
  • データによる改善が可能
    広告のクリック率やコンバージョン率を確認し、効果の高い広告に集中させることができる。

WEB広告のデメリット

WEB広告は比較的安価で始めることができるとはいえ費用が発生します。また、GoogleやInstagramなどのプラットフォームには、広告を避けるユーザーもある程度存在します。

Google広告を連想させるパソコンの検索画面の画像と、SNS広告を連想させるスマートフォンから拡声器が出ている画像との上に残念マークが添付されている画像

広告の費用対効果や自社のホームページ、SNSアカウントとの間でバランスをとりながら運用することが必要です。

デメリット

  • コストがかかる
    広告費用が発生するため、費用対効果を継続的に確認しながら運用する必要あり。
  • 広告に対する抵抗感
    一部のユーザーは広告を避ける傾向あり。
  • ホームページやSNSの評価向上には繋がらない
    SEOやSNSアカウントの成長を目指すには、別途の対策が必要。

外構専門WEB販促人が考える外構業者のWEB広告活用法

WEB広告を運用するにしても、広告のクリック先は基本的にホームページだと思いますので、まずはホームページの充実が必要です。

ホームページを中心にGoogle広告を連想させるパソコンの検索画面の画像と、SNS広告を連想させるスマートフォンから拡声器が出ている画像が円の外側に並んだホームページと広告の役割範囲を示す画像

広告の掲載文や画材に合わせた内容を掲載しておくのはもちろんですが、可能であれば自社の所在市区町村名では広告に頼らなくても検索で上位表示される所まで内容を充実させます。

その上で、商圏だが検索で上位表示されない近隣市町村でGoogle広告を活用し、外構工事の検討段階に入っている顕在顧客層をカバーし、さらにMeta広告でSNS上の潜在顧客の認知を高めると良いでしょう。

POINT

  • まずはホームページを充実させる
    主要地域での顕在層向けSEOを強化し、信頼性を高めるホームページを構築。
  • Google広告で近隣地域をカバー
    SEOでは届きにくい隣接エリアをターゲットに、Google広告で顕在層を効率的に集客。
  • Meta広告で潜在層にリーチ
    Meta広告を活用して認知を広げ、潜在顧客にアプローチ。

販促施策全体の最適化を意識しましょう

外構・エクステリア業者様にとって、販促施策を考える際には、自社の『ヒト・モノ・カネ』などの経営資源に合わせて、継続的に効果が発揮できる方法を構築することが成功の鍵となります。

3つの輪が並びホームページなどのオウンドメディア、Googleマップ、SNSなどのアーンドメディア、広告などのペイド目ぢ亜を表す画材が添付され、トリプルメディアの全体像を表した画像

WEB広告は販促施策全体の中で、自社のホームページへの誘導へのSEO対策のための『ヒト』やSNS運用を継続するための『モノ(ネタ)』に不安があるようでしたら積極的に検討してみると良いでしょう。

忙しい業務の中でも効果的に集客を行うために、WEB広告を取り入れて継続的な集客力を育てていきましょう。

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