SNSもやってる。広告も試してみたのに問い合わせが増えないのはなぜ?

「ホームページをリニューアルしたのに、問い合わせが増えない」

「Instagramで施工事例を投稿してるし広告も試してみたけど、なかなか問い合わせにつながらない」

外構・エクステリア業者様のこうした悩みの多くは、「ホームページに来てもらうまでの動線」「ホームページから問い合わせにつなげる動線」の設計に問題があることが多いです 。

WEB集客の動線設計の概要図:SNS・広告・ホームページの関係性を示したイラスト

外構業者様のホームページ制作、WEB広告、SNS運用すべてのお手伝いをさせて頂いている立場から「外構をすでに検討し出したお客様(顕在層)→ホームページ」「まだ外構工事に関心の薄いお客様(潜在層→ホームページ」「ホームページ→問い合わせ」 の流れを意識しながら、最適と思われるWEB集客の動線設計について解説させて頂きます。

1. 検討段階のお客様への訴求(SEO・MEO・Google広告)からホームページへの動線設計

どんなに魅力的なデザインのホームページを作っても、お客様に見てもらえなければ、それは『隠れ家』と同じです。

外構を検討され始めたお客様は「○○市 外構工事」や「リビング前 目隠し」といったように、『自分が知ってる』具体的な言葉で検索をします。

よほどの認知度が無いかぎり、いきなり自社の店名が検索されることはありませんので、お客様が検索しそうなキーワードで上位表示されるよう情報をホームページやGoogleマップに充実させておく必要があります。

SEO・MEOによる検索結果の可視化Google検索画面と地図表示のイメージ

さらに、お客様は外構のプロではありませんので、お客様の外構に関する知識レベルで『検索できる言葉』で情報を提供することも大切です。

外構を検討する際にお客様が検索するキーワードの中で、検索されるボリュームの大きいキーワードは比較的限られていますので、『○○市 外構工事』といった皆が検索しそうなキーワードをまずは抑えるようにしましょう。

その上で、「おしゃれカーポート 変形地」といったような、検索される数は少ないものの、お客様の具体的な欲求や悩みに寄り添ったキーワードを意識して情報を整えていくと、ホームページへの流入機会が増えていきやすくなります。

検討段階のお客様への訴求のコツ

  • お客様が検索しそうなキーワードを整備する…エリア、商品名、お悩みなど
  • お客様が検索しそうな情報を充実させる…施工事例、お役立ち記事など
  • Googleマップの評価を上げる…最新情報の更新、口コミの積極的な獲得など

また、Googleマップの検索順位は、キーワードだけでなく、口コミや最新情報の更新頻度にも影響を受けます(これは後述するSNSでも共通していることです)。キーワードだけでなく、口コミや最新情報などの「お客様」と「プラットフォーム」の両方に『選ばれること』を意識するようにして下さい。

2. 検討段階にないお客様への訴求(SNS・Meta広告)からホームページへの動線設計

InstagramやMeta広告を運用しているにもかかわらず、問い合わせにつながらない場合、「投稿や広告と、ホームページの役割の切り分けができていない」 ことと、「ターゲットがずれている」 ことが原因になっているケースが多く見られます。

SNSや広告の基本的な役割は、お客様に認知や興味を持ってもらい、より充実した自社の情報があるホームページへと「誘導する」ことです。

この役割分担を理解せずに、画像だけで自社の認知や興味を促すアクションをしていない投稿や広告や、逆に情報を詰め込みすぎて情報が完結してしまう投稿や広告では、お客様はホームページを見にいきたいと思ってくれません。

SNS・広告の役割を分かりやすく解説するイメージ図:ホームページへの誘導フロー

逆に、お客様の関心を引く内容の投稿や広告からホームページに来て頂いても、必要な情報がホームページになければ、せっかく興味を持ってくれたにもかかわらず、お客様はホームページからすぐに出て行ってしまい問い合わせにはつながりません。

検討段階にないお客様への訴求のコツ

  • SNSや広告の役割を理解し「興味を引き、ホームページに誘導すること」 に特化する
  • ホームページは「クリックした人が知りたい情報」をしっかり用意する
  • お客様の視点に立ち「問い合わせにつながる」情報発信を意識する

また、お客様に認知や興味を持ってもらえず、ホームページへと誘導できない理由の中に、「ターゲットがずれている」 ということも挙げられるように思います。

「フォロワー数」や「閲覧数」はSNSプラットフォームの評価基準でもありますが、問い合わせにつながる見込み客に対して、自社に興味を持ってもらえる情報を、きちんと届けることのほうが大切です。

SNSや広告のターゲット設定のポイント:正しいアプローチと間違ったアプローチの比較

同業他社への「見栄」や、プラットフォームの専門家が推奨する「目的の違う集客手法」などを優先してしまい、本来の目的と違う情報発信になっていないかを点検してみると良いでしょう。

3. ホームページ流入後の問い合わせへの動線設計

ホームページのアクセスが増えても、問い合わせが少ない場合は「問い合わせに向かわせる動線設計」がされていない可能性があります。

せっかくホームページまで来てくれたお客様から問い合わせを頂くためには、ホームページから出て行ってしまわれることなく、自社を良く知ってもらい、お客様の不安を解消していく必要があります。

そのためにはお客様の視点にたった情報の「充実」だけでなく「配置」も重要になってきます。

ホームページ内の問い合わせ動線設計:適切な情報配置の例

ホームページ流入後の動線設計

  • ホームページから離脱させないリンク配置
  • 「施工の流れ」「よくある質問」などでお客様の不安の解消
  • 問合せにへ迷わず誘導する情報配置

正しい動線設計で問い合わせを増やす

WEB集客で成果を出すためには、個々の施策のテクニック的なことを考える前にまず、お客様が問い合わせに至る経路の全体像と、その際の気持ちの流れを理解するべきです。

WEB集客全体の流れを示したフローチャート:顕在層・潜在層・ホームページの関係性

自社を知ってもらい、お客様に必要な情報をストレスなく提供する事で、自社を選んで頂ける可能性は高まります。

集客全体の動線設計

  • 顕在層(SEO・MEO・Google広告)…お客様の検索キーワードに応えることで自社と出会いやすくする
  • 潜在層(Instagram・Meta広告)…興味を持ってもらい、ホームページへ誘導
  • ホームページ … 問い合わせにつなげる動線を整える

「自社のWEB集客がうまくいっているか不安」という方は、一度、自社の動線設計を見直してみてはいかがでしょうか?

WEB集客の動線設計なら飯塚企画まで

飯塚企画では、外構業界&WEB販促の専門家がホームページを中心に、WEB広告やSNS運用サポートまで、外構・エクステリア業者様にあわせたWEB集客に関する販促活動をトータルサポートしています。

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