Instagramは施工事例などの画像メインの情報を自社商圏に効果的にアピールできるため、外構・エクステリア業者様と非常に相性の良いSNSプラットフォームです。忙しい外構・エクステリア業者様が、自社の投稿を効果的にフォロワー外のユーザーにリーチするための方法として、ハッシュタグの活用があります。

ハッシュタグを使ったInstagram活用で施工事例をアピールする外構業者の投稿イメージ

ハッシュタグとは、投稿を関連キーワードに紐づけ、検索結果や関連投稿画面に表示させるための重要なツールです。外構業の場合、例えば「#庭づくり」や「#ウッドデッキ施工例」などといったハッシュタグを活用することで、興味を持つターゲットユーザーに投稿を届けやすくなります。

この記事では、忙しい外構・エクステリア業者様がInstagramを活用してフォロワー外のユーザーにリーチするための ハッシュタグの基本知識 と、 効果的な使い方 を解説します。

ハッシュタグの基本知識

ハッシュタグの推奨数と注意点を説明する図解

ハッシュタグの数

Instagramのハッシュタグは最大30個まで使用可能ですが、Instagramでは、公式見解として3~5個程度のハッシュタグが推奨されています。数よりも投稿の内容に合わせたハッシュタグを使うことのほうが重要視されているように思います。

また、検索されることを狙って投稿と関係ないハッシュタグを利用すると、自社のアカウントの評価を下げたりアカウント停止などのおそれがあります。

Instagramでアンド検索ができない仕組みを説明するイラスト

アンド検索ができない

InstagramではGoogleなどの検索と違い、2つの単語の組み合わせで検索するアンド検索(AND検索)ができません。このため、「#○○市」と「#外構」という2つのハッシュタグを組み合わせても、それぞれ別々に検索されるだけで、両方の条件を満たした投稿を検索結果に表示させることはできません。

そのため、「#○○市外構」のように1つにまとめたハッシュタグを作成する必要があります。この工夫をすることで、地元で外構業者を探しているユーザーに直接リーチしやすくなります。

外構業者が効果的に使うべきハッシュタグの大中小の分類例

ハッシュタグには大中小がある

ハッシュタグには検索される数に応じて「大中小」のキーワードが存在します。InstagramアプリやWeb版の検索バーにキーワードを入力すると、投稿数が表示されます。

外構業界では、ファッションや美容のように利用者が多い「大規模ハッシュタグ」は少ないですが、この数値を参考にしてハッシュタグを選んだり、組み合わせると効果的です。

ハッシュタグの「大中小」検索数の目安

  • 大規模ハッシュタグ:「#ガーデニング」など、投稿数が非常に多く、検索される頻度が高いタグ。
    • 投稿数目安:100万~
    • 特徴:非常に多くの投稿があるため、多くのユーザーにリーチする可能性はありますが、競争が激しく投稿が埋もれやすい。
    • #ガーデニング(約527万件)
  • 中規模ハッシュタグ
    • 投稿数目安:10万~数十万件
    • 特徴:大規模ほど埋もれるリスクが低く、ターゲットユーザーにリーチしやすい。
    • :#エクステリア(約30万件)、#ウッドデッキ(約15万件)
  • 小規模ハッシュタグ
    • 投稿数目安:数千~数万件
    • 特徴:ニッチで特定のターゲットにリーチしやすい。地域特化型タグや専門的なキーワードが該当。
    • :#東京外構(約5,000件)、#庭デザイン大阪(約2,000件)

おすすめのハッシュタグの使い方

Instagramからホームページへの動線設計を示す図解

業界全体としての検索数が大きくなく、また商圏が絞られる外構・エクステリア業者様の投稿では以下の点を意識してハッシュタグを付けると良いでしょう。

ハッシュタグの「大中小」検索数の目安

  • 地域特化型のタグを活用する
    • 「#○○市外構」「#△△町エクステリア」など、地域名を絡めたハッシュタグを活用することで、地元の顧客層にアプローチできます。
  • タグの大中小を意識する
    • 「#庭づくり○○市」「#△△町庭づくり」といった良く検索される語句を取り入れるようにすることで、リーチを拡げます。

ハッシュタグを活用して投稿が見られるようになったとしても、それだけで問い合わせにつながるわけではありません。

投稿だけでは不十分!問い合わせを増やすための動線設計

投稿に興味を持ったユーザーは多くの場合、プロフィールのリンクからホームページを訪問し、その内容を確認して問い合わせるかを判断します。投稿を見てもらえた後の動線にも注意しておくと良いでしょう。

ホームページに誘導するテクニック

  • プロフィール欄にリンクを設置
    • リンクツリーなどを活用し、ホームページや問い合わせフォームにスムーズに誘導しましょう。
  • 投稿やストーリーズでリンクを活用
    • 「プロフィールのリンクから詳細をチェック!」など、具体的な誘導文を入れることで効果が高まります。

Instagramからホームページへの動線設計なら

Instagramのハッシュタグを活用した投稿は、認知を広げるための第一歩です。しかし、最終的に問い合わせを獲得するには、ホームページを含めた動線設計が重要です。

外構業界に詳しいマーケティングの専門家と、ホームページの動線設計とSEOの専門家が、instagram投稿から問い合わせにつながるホームページをご提案します。

飯塚企画まで、お問い合わせ下さい!

Canvaデザインチャレンジで世界入選した飯塚企画のアバター画像