「ホームページは昔からある!Googleマップが大事だと言われたから写真も載せた!Instagramの投稿も頑張ってる!」

…でも、思ったほど問い合わせが来ない。

ひょっとするとそれ、WEBの世界での「信頼性」の整備不足が原因かもしれません。

Googleをはじめとした検索エンジンも、ChatGPTやGeminiといったAI検索も、ホームページの「見た目」だけを評価しているわけではありません。

InstagramのようなSNSも含め会社情報が正確に統一されているか、安全な通信環境が整っているか、よくある疑問に答えているかなど「信頼に足る事業者かどうか」の総合評価が、表示順位にも影響しているのです。

外構業者のホームページがGoogleやAI、お客様の信頼性を得られていないイメージ

SEOやLLMOといった検索で上位に上がるための施策としては、発信内容や更新頻度などに意識が向きがちで見落とされがちですが、Googleも検索品質評価の指針として定めたフレームワークであるE-E-A-Tの中で『Trustworthiness=信頼性』を指標として掲げています。

この記事では、E-E-A-TのTrustworthiness(信頼性)について、外構業に特化したホームページ制作者&中小企業診断士として、外構業者が今すぐ着手できる整備項目を実務ベースで解説していきます。

あわせて読みたい!

外構業者のためのE-E-A-T入門|検索にもAIにもお客様にも「信頼される」ホームページの作り方

検索アルゴリズムが変わり、AI検索が普及しても、選ばれるサイトの条件は変わりません。E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を外構業に特化した販促支援者&中小企業診断士の視点で丁寧に解説。各要素の意味と具体的な実践方法をまとめました。

「信頼性」とは何か—E-E-A-Tの土台と、4つの評価指標

E-E-A-Tの中で「信頼性」が重要なのは、他の3要素(経験・専門性・権威性)の土台になる要素だからです。

E-E-A-Tの4要素のうち信頼性が重要であることを示した図解イメージ

どれだけ豊富な施工実績(経験・専門性・権威性)を持っていても、ホームページの情報が古い・矛盾している・安全でない、となればWEBの世界での自社の評価は一気に下がってしまいます。

Googleの品質評価ガイドラインでは、信頼性の指標として「正確な情報」「透明性」「安全な通信」「本物の事業実態」が挙げられています。AIも同様に、複数のソースを横断してその事業者が「本物かどうか」を照合します。

信頼性
の指標
  • 「安全な通信」
  • 「透明性」
  • 「正確な情報」
  • 「本物の事業実態」

ホームページ単体ではなく、Googleマップ・SNS・口コミサイトを含めた事業者全体を評価しているという前提で準備するのが正解なのです。

まず整える「基本インフラ」—SSL対応とプライバシーポリシーは信頼性の土台

Googleが定める信頼性の4指標のうち、「安全な通信」と「透明性」は、コンテンツの質や実績とは関係なく、ホームページの設定・掲載内容だけで今すぐ整えられる項目です。

逆に言えば、ここが崩れていると、どれだけ優れた施工実績を載せても信頼性の土台が成立しません。なので、まず確認すべきはこの2点になります。

SSL対応(https化)は最低限の身だしなみ

URLが「http://」のままのサイトは、Googleから「安全でないサイト」と判定されます。そもそもブラウザのアドレスバーに「保護されていない通信」と表示されるため、せっかく訪問してくれた方が問い合わせ前に離脱するリスクもあります。

ブラウザのアドレスバーに保護されたいない通信の表示が出てGoogleやAI、お客様の信頼性を得られていない外構業者サイトのイメージ

Googleはhttps化をランキング要因の一つとして明言していますので、対応していないだけで基礎点を失っているようなものです。

対処自体は決して難しくなく、レンタルサーバーの管理画面から無料SSL証明書を適用するだけで完了しますので、まずは以下を確認してみてください。

SSL対応(https化)

  • サイトのURLが「https://」から始まっているか
  • 「http://」でアクセスしたとき、自動で「https://」にリダイレクト(転送)されるか
  • ページ内に「混在コンテンツの警告」が出ていないか

「うちはもうhttpsになっている」という方も、リダイレクト(転送)設定のズレや「混在コンテンツ」の警告が残っていると、Googleとお客様の両方の評価を下げる原因になります。あわせてチェックしてみてください。

プライバシーポリシーは「掲げる」ものではなく「見せる」もの

個人情報を取得するフォームがある以上、プライバシーポリシーは法的義務なのですが、同時に信頼性のシグナルでもあります。にもかかわらず、プライバシーポリシーを「一応ある」状態で終わらせている会社は少なくありません。

外構業者ホームページのフッターにプライバシーポリシーへのリンクがわかりやすく設置されているイメージ

フッターの目立たない場所に埋もれていたり、お問い合わせフォームからたどり着けなかったりすると、訪問者にもGoogleにも「透明性がある会社」とは認識されませんので、『見つけやすい場所に置かれているか』を確認してみてください。

プライバシーポリシー

  • フッターやお問い合わせページから1クリックで到達できる場所に配置する
  • 「最終更新日」を明記し、古いままになっていないことを示す
  • Googleアナリティクス等を使っているなら、Cookieやトラッキングについても言及しておく

難しい法律文書を一から書く必要はありませんが、雛形のコピペで済ませている場合は会社名・連絡先・更新日だけでも必ず実情に合わせて書き換えてください。

「株式会社〇〇」と書いてあるのに屋号が違う、というケースは意外と多く、それだけでGoogleやAI評価の信頼スコアを下げる原因になります。

NAP情報の統一「正確な情報」と「本物の事業実態」をGoogleやAIに証明する

Googleの信頼性4指標のうち、残る2つ「正確な情報」と「本物の事業実態」に直結するのが、NAP情報の統一です。

「NAP情報」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれませんが、NAPとはName(社名)・Address(住所)・Phone(電話番号)の頭文字で、ローカルSEOの世界では基礎中の基礎とされる概念です。

ここに営業時間を加えた4項目が、GoogleとAI検索の両方に「この事業者は実在する、情報が正確だ」と認識させる最も重要なシグナルになっています。

外構業者のホームページとGoogleビジネスプロフィール・SNSのNAP情報が乖離してGoogleやAI、お客様の信頼性を得られていないイメージ

NAP情報のズレは、意図せず発生していることがほとんどですので以下のような項目に注意して、自社がWEB上で発信しているアカウント情報などをチェックしてみてください。

NAP情報

  • ホームページには「株式会社〇〇エクステリア」と書いてあるのに、Instagramは「〇〇エクステリア」と略称を使っている
  • 各媒体の住所表記に1丁目1番地や1-1のような標記の「揺れ」がある
  • 電話番号がホームページ・Googleマップ(ビジネスプロフィール)・SNSプロフィールでフリーダイヤルと代表番号がバラバラになっている

Googleはホームページだけでなく、Googleマップ・SNS・口コミサイトなど複数のソースを横断して情報を照合しています。AI検索も同様です。それぞれのチャネルで社名・住所・電話番号がバラバラだと同一事業者として認識されないリスクがあり、ローカル検索順位の低下やAIの回答精度の低下につながります。

NAP統一は一度やり切ればその後は、ほぼメンテナンスフリーですので、まず現状の確認から始めてみてください。

FAQは信頼の先払い—「透明性」と「正確な情報」を明示する

NAPで「実在する会社だ」と認識させた次のステップは、「この会社は自分の依頼に応えられるか」という疑問に答えることです。

Googleの信頼性指標でいえば「透明性」と「正確な情報」、つまり会社の対応内容をあいまいにせず、訪問者が問い合わせ前に判断できる状態を作ることが大切です。

外構業者ホームページのFAQページが充実しているイメージ

外構業者への問い合わせ前に、お客様が必ず気にする疑問は共通していることが多いように思います。まず以下の3テーマだけでも明示しておくと、訪問者の「不安」が「安心」に変わります。

FAQに入れる3大テーマ

  • 費用・見積もりについて:「見積もりは無料」「ローン対応あり」など、金銭的な敷居を下げることで問い合わせ数が増える
  • 対応エリアについて:市区町村名で具体的に示すと、検索エンジンにもAIにもエリア情報として認識される。「記載以外のエリアはご相談ください」のひとことで問い合わせの機会損失も減る
  • アフターフォローについて:「保証内容」「保証期間」などを明示することが信頼性の証明になる

訪問者がホームページを見ながら心の中で抱く疑問を、こちらから先に解消しておく。それがFAQの本質です。「問い合わせれば分かる」ではなく、問い合わせる前に信頼を積み上げる仕組みとして機能させてください。

【余談】:FAQはLLMO(AI検索)にも効く

ここまで解説してきたFAQ整備は、従来のSEOだけでなくLLMO(AI検索)にも効く施策です。

ChatGPTやGeminiなどのAI検索は「質問と回答のセット」を引用しやすい構造を持っており、FAQページはそのままAIの回答源になりやすいという特性があります。「〇〇市で外構工事の見積もりが無料の会社」のような自然言語での検索にも、FAQの文言はマッチしやすくなります。

LLMOについて詳しくは外構業者向けLLMO対策の解説記事もあわせてご覧ください。

あわせて読みたい!

LLMOとは?外構業者が知っておきたいAI時代の集客の話

外構屋さんのアナリティクスにも、ChatGPTからの流入が出始めています。今注目の「LLMO」とは何か、SEOとの違い、そしてAIにも選ばれる外構業者になるための秘訣を、外構業に特化したホームページ制作者&中小企業診断士が肌感データをもとに解説します。

信頼性の整備は「地味だけど、最も確実な集客インフラ」

「SSL対応」「プライバシーポリシー」「NAP統一」「FAQ整備」。どれも派手さはありませんが、これらを放置した状態でいくら施工写真を増やしても、いくらInstagramの投稿を頑張っても、GoogleとAI検索から見た評価の土台は不安定なままです。

E-E-A-Tの他の3要素(経験・専門性・権威性)をどれだけ積み上げても、信頼性の基盤が崩れていればすべてが空振りに終わります。

E-E-A-Tの4要素のうち信頼性が土台に位置することを示した図解イメージ

信頼性アップのためのチェック項目を一つずつ確認してズレを修正していくだけで、3ヶ月後の問い合わせ数はきっと変わります。GoogleやAI、そしてお客様に信頼される情報を整えて、受注アップにつなげてくださいませ!

E-E-A-Tの整備から始める、受注につながるホームページなら

飯塚企画では、外構業界20年以上の実務経験と中小企業診断士の視点を活かし、外構屋さんの「信頼される理由」をホームページで表現するお手伝いをしています。

「経験も、お客様からの評価も十分あるのに、Webで伝えきれていない。」

そんなお悩みをお持ちでしたら、E-E-A-Tの整備、SEO・MEO・SNS運用まで一貫してサポートできますので、まずはお気軽にご相談ください。

Canvaデザインチャレンジで世界入選した飯塚企画のアバター画像

関連記事はこちら

ホームページ活用
外構業者必見!ホームページからの問い合わせを増やす5つのポイント
ホームページ活用
売上を伸ばしたい外構業者必見!ホームページ制作業者の選び方
ホームページ活用
外構業者のブランディングは一貫した「らしさ」から